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最新のエコ技術などを紹介
 「静岡県環境フェア`98」


                   
静岡県環境フェア推進委員会


▲来場者は各ブースに展開されたエコ技術や問題提示に環境保全への認識を新たにした。

 地球の温暖化対策をはじめ、各分野で環境問題に取り組む事例や環境にやさしい製品、技術などを紹介する「静岡県環境フェア`98」が九月十三日日〜十五日、静岡市のツインメッセ静岡で開かれた。
 主催は県、各自治体(静岡、浜松、清水、沼津、富士市他)、県中小企業団体中央会、(社)県環境資源協会など行政、団体で組織する「静岡県環境フェア推進委員会」。環境をテーマにした大規模な展示会は県内では初めてで、『静岡環境維新〜グリーンパートナーシップの構築』のテーマのもと、企業や組合、環境NGO、行政など一二四団体が出展した。
 会場は、住宅関連商品、ソーラー家電など生活に密着したエコ商品を展示する「エコライフゾーン」、ビオトープ、廃棄物処理施設(焼却炉)など環境に配慮したまちづくりを提案する「エコタウンゾーン」、省エネOA機器、公害防止機器、太陽光発電製品など工場、オフィスを対象とした「エコファクトリー&オフィスゾーン」の三つに分けられ、それぞれテーマ展開が図られた。洗剤不要の洗濯機、省エネ型のエアコン、ソーラーパワーの給湯システムなど主婦の目を釘付けにしたものや、海外からの技術者も多く訪れた最新水処理技術などその内容は多岐にわたった。
 また、ステージでは出展企業による最新エコ技術のプレゼンテーションや子供向けキャラクターショーなども行われ、家族連れも含め、三日間で約三万一千人が足を運び環境保全への認識を新たにした。


▲海外からの技術者も多く訪れた。



中小企業静岡(1998年 10月号 No.539)