宿泊状況をホームページで紹介(山梨)
石和温泉旅館協同組合はインターネットを活用した情報システムを構築し、空き室状況など宿泊情報提供サービスを始めた。
情報は「石和温泉郷ホームページ」(http://www.isawaonsen.or.jp)に掲載。各ホテル・旅館の温泉施設や料金、立地、送迎の有無などをデータベース化しており、希望条件を端末で入力すれば条件に合った宿が一覧で表示される。温泉や料理、庭園、建物外観などは画像付きで紹介する。
空き室状況は3カ月分を提供し、部屋が満室になれば随時情報を更新するため、利用者は最新の空き室状況を確かめられる。
組合事務所では、顧客が希望する宿の紹介が簡単になり、サービスの向上につながる、としている。
小売業者だけでパティオ事業を実施(徳島)
蔵本駅前商店街は、中小企業事業団の低利融資を受ける店舗等集団化事業
「商店街パティオ」を、今年12月にオープンする。
「蔵本パティオ」(仮称)のコンセプトは地域密着型。高齢者向けサービスとして「御用聞きシステム」を導入する。65歳以上の独居老人や高齢者夫婦が会員として登録。ポイントカードの利用状況に応じ、3日以上来店がないと電話で連絡。体調不良などで買い物に来れない場合は、注文を受けて宅配する。
14店舗で、売り場面積は約1040平方メートル。生鮮食品のうちの青果店は、組合員出資で有限会社を設立、運営する。
パティオは、敷地内にイベントなどが行える中庭が特長。また、高齢者や障害者に気軽に利用できるようにエレベーターやトイレも備え、
駐車場170台分を確保する。
装いを新たにした商店街に、にぎやかな声が響きそうだ。 |