アトピーや花粉症などのアレルギー症や微量の添加物で肌に発疹・かぶれが生じる敏感肌に悩む人は年を追うごとに増えている。

こうした中、赤ちゃんから敏感肌の方まで幅広く、安心・安全に使用できる化粧品の開発に取組むため、化粧品の製造や販売の知識をもつ4人で設立したのが当組合である。

組合が開発した｢富士山百年水・癒し水｣は、“東洋一の名水”柿田川湧水の源、富士山の伏流水を利用した完全無添加化粧水。光触媒技術を用い、何度もフィルタで濾過させるため、化学成分の使用は一切なし。天然水のミネラルを残し、肌になじむ浸透性に優れた次世代の天然化粧水だ。化粧品メーカーに製造を委託し、インターネットを通じた販売をスタートさせた。

設立2年目の今年は、富士箱根伊豆への観光客への販売やインターネットなどを通じ、年間2万本の販売を見込む。

富士山癒し水企業組合
沼津市　組合員4人

栗原康浩　理事長

私この度、中小企業組合士になりました。

周りから資格取るの好きねーと笑われます。私の名刺にある資格を見て“なに？腹話術にも級があるの？”と、まあそんな感じで大した資格がある訳じゃないんです。

前職が金融機関で、組合の会計とは貸借が反対。まず頭の中を切り替えながら業務の精度向上と効率化を図るためパソコン化に取り組みました。やれやれとホッと一息ついた頃、私の熱しやすく冷めやすい性格を知ってか知らずか、中央会の方から“組合士の試験を受けてみないか”と言われ、そこは又、頼まれたり、誘われると断れない性格が災いして“はい”などど言ってしまったため、またまた辛く苦しい毎日が続く結果となってしまいました。

でも丁度改正組合法が施行される時で勉強は実務に大変役立ち、今は周りの人たちの応援を頂きながら毎日楽しく仕事をしています。

静岡県大井川地区
運送事業協同組合

事務局　中村紀世子