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事務局 多士済々

ホームページを活かし、全ての組合員に情報を

静岡大工建築業協同組合
松下達雄 事務長

製缶会社を定年退職、しばらく充電した後、平成17年11月、組合に就職した。

製缶会社では入社以来、一貫して品質管理や製品検査に携った。

「製品にはひとつとして同じものはありません。言うならば、微妙なズレが生じている。ミクロの品質管理の作業をし、そのバラツキを最小限に抑えるのが私の仕事でした」。

静岡市内の大工・建築業者で組織される当組合の事業は多様だ。

技能や知識向上に関する講習会の開催、家具等転倒防止事業推進員の設置、安全パトロールの実施、健康保険、労災保険の事務代行などに加え、市内の木造建築関連9団体で組織される協議会の事務局も預かる。中でも、「静岡大工まつり」開催と「産業フェア静岡」への出展は、組合や業界を広くアピールする場としてすっかり定着した。

「市役所をはじめ関係機関との調整や手続きなど、前職とは全く畑違いの事務仕事に、だいぶ戸惑いました」と述懐するが、今ではその誠実な人柄で太いパイプを築き上げ、調整も円滑に進む。

組合員は400人を超える。そのため、全ての組合員に情報が行き届かないことも多い。それを補完するために着目したのが組合のホームページ(HP)だ。

「5年間、ほとんど手付かずだったHPの更新を通じて、最新の情報を組合員にお知らせしています。この年までパソコンなんてほとんど触ったことがなく、見様見真似の作業で見栄えは今一歩ですが、情報を発信することが重要です」。

東京に出る際には必ず秋葉原の電気街に立ち寄る。お目当ては電気関係のパーツ類。

「小さい頃から、機械そのものより、中身や構造に惹かれた。この部品は何に使うのかとかね」。

機械を分解、パーツを取り外し、別のものを組み立てる。時間を忘れる最高のひとときだ。

「ばらしたまま、元に戻らなくなっちゃったものも多いけど(笑)」。

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静岡大工建築業協同組合