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編集室便り

このほど国では、地域の中小企業が“地域資源”を活かした新商品開発や新事業の展開を支援する「中小企業地域資源活用プログラム」を創設した。ここでいう“地域資源”とは農林水産品など地域の特産物、それらを生み出す産地の技術、そして観光資源の3点。いずれも本県には豊富に存在するものだが、まだまだ埋もれているものも多いはず。

今月号の暑中見舞い交換は、商工業や農林水産、サービス・観光などの産業分野から自然や暮らし、歴史文化、スポーツ・教育に至るまで、194にのぼる「静岡県が日本一」の中から、“硬軟”取り混ぜ16の日本一を採り上げた。

いうまでもなく、これらは貴重な地域資源である。が、「No.1」であることが全てではない。数多く存在する「オンリーワン」もまた地域の宝であろう。本誌を通じ、多くの地域の“宝探し”をしてみたいと思う。(住川)