特 集 
 準特集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 







▲年金制度を解説する
花島民義理事長。


▲静岡市の会場には25人
の会員が出席した。

「年金」テーマにセミナー受託

(協)静岡年金実務二一

 同組合は、県労務改善団体連合会が主催する労務担当者研修会で公的年金制度に関する講師を務め、わかり易い説明で参加者の人気を呼んだ。
 同研修会は八月二五日からの三日間、浜松市、沼津市、静岡市の県内各会場で順次行われ、同組合から、久保田利彦理事、花島民義理事長、丹治和人副理事長が講師として派遣された。「〜複雑な年金制度をやさしく解説〜知っとく!聞き得!年金セミナー」をテーマに、企業労務担当者に対し公的年金制度の仕組みや受給額の目安などについて事例を交えながら解説した。研修会には三日間で八○人が受講した。
 当組合は年金コンサルタントを専門とする社会保険労務士六人によって、平成十三年に設立。これまで社会保険労務士や金融機関の職員などに対し、年金セミナーの分野で共同受注の実績をあげてきた。
 本年六月、参議院で年金制度改革法案が強行採決されたのを機に、年金制度への関心は企業・個人を問わずかつてない高まりを見せている。同連合会は、今後の対応策を探るため専門家集団である当組合に講師の派遣要請を行った。
 同組合の花島理事長は、
「これからの公的年金制度は、金額や支給条件などの面で予想以上に厳しさを増していく。こうした不安を取り除くためにも、将来に向けてのライフプランニングが必要だ」と強調した。



中小企業静岡(2004年10月号No.611)