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「初盆予約展示会」を開催

(協)吉田商工セレモニー


▲会場には祭壇の各種セットのほか百種類の返礼品などが展示された。

 同組合は六月二六日から七月四日までの九日間、榛原郡吉田町で初盆予約展示会を開催した。
 同展示会は、組合が実施する葬儀・葬祭の共同受注事業の一環として行われたもので、昨年に続き二回目の開催。会場の商工会二階会議室には、祭壇の各種セットのほかおよそ百種類の返礼品などが展示された。また、今回は、「ご葬儀の疑問?なんでもご相談会!」と題し、葬儀の手順や準備、見積りのほか社会保険や年金、相続等の諸手続きに関する無料の助言が行われた。期間中には町内の三八家族が訪れ、組合関係者に熱心な質問を寄せていた。
 同組合は平成十四年の設立。町外への消費流出に歯止めをかけようと食料品、生花、仕出し料理店など二三事業所が、葬祭関連事業の共同受注事業に着手した。昨年度は四一件の受注実績をあげ、町内シェアのおよそ二割に達した。
組合の川本健晴副理事長は、「組合のシェアを高め、早ければ来年度にも会館建設に向けたアクションをおこしたい」と語った。



中小企業静岡(2004年8月号 No.609)