特 集 
 凖特集 
 視点 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 






 今月の特集は、「CSRを支援する組合事業」をタイトルに掲げた。
 多少、大仰なテーマになったが、含むところは、安全・品質への不安、不信が高まる中、中小企業を支援する組合の取り組みを紹介することにあった。
 確かに中小企業のCSRへの対応は、経営資源の脆弱さに加え過酷な受注競争に手一杯で、後手に回らざるを得ない面がある。しかし、CSRやその前提となる企業倫理の確立は、今や規模の大小にかかわらず企業に求められる重要な経営要素となっている。この数年で企業倫理綱領を作成した企業は飛躍的に増え、例えば上場企業ではその過半数に達したという。
 そうした中で、組合事業にCSR経営の一端を委ねる中小企業も出てきた。今回はその最新情報を取り上げ、組合の有用性と新規事業の可能性に触れた。
 組合事業といえば、かつては「金融」「共同購入」、近年は「共同受注」というのが常套句であった。しかし今、取引の国際化やITの進展を背景に、従来にない発想のもと組合事業や企業連携の進展開が期待されている。
 今後も、組合事業の萌芽を見落とすことなく、その動きを精力的に追っていきたいと思う。
 ぜひ、皆様からの貴重な情報をお待ちしております。




中小企業静岡8月号(通巻609号)

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井上光一
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中小企業静岡(2004年8月号 No.609)