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 特 集 
 レポート 
 「くみあい百景」 
 編集室だより 



学生が手作りHP
足で稼いだ商店街の魅力を満載
(商振)沼津アーケード名店街

 二月七日(土)、富士宮神田商店街振興組合(組合員六四名、川端則貴理事長)が行う「神田楽市」が一周年を迎えた。
 「神田楽市」は毎月第一土曜日に開かれており、三〇名のスーパーオカミ(おかみさん)からなるスーパーオカミカンダ(小川登志子代表)が中心となり、その運営にあたっている。このスーパーオカミカンダも結成一周年を迎えた。
 当日は、スーパーオカミ手作りのちらし寿司や漬物、さらには「神田」というネーミングの商店街オリジナル醤油が販売されたほか、空き店舗を活用しての地元ブルースバンドによるライブも行われた。
 当組合では、楽市以外にも「文化とまちづくり」をテーマに特別イベントを企画。
昨年は、地元富士宮出身の彫刻家御宿至氏による彫刻展を開催した。さらに秋に開催する「KANDA DE DATE」も富士宮市内外の若者に人気のイベントとなっている。




▲県内の茶業振興に県茶業青年団の
 果たしてきた役割は大きい。
五〇周年の節目祝う
静岡県茶業青年団

 県茶業青年団は三月二日、静岡市「ホテルアソシア静岡ターミナル」で創立五〇周年記念式典を開催した。
 同青年団は昭和二八年に発足。当初の八九人から現在は一五六人を擁し、藤枝、金谷、掛川など県内十地区の青年団で構成されている。
 式典では、自由にお茶取引ができなかった終戦後から続くその歴史を振り返るとともに、新たな五〇年の発展に向け誓いを新たにした。




▲製作実演を通して、
 お客様との交流も図られた。

職人の技 一堂に
製作実演やオリジナル品の提供も
静岡県郷土工芸品振興会

 駿河塗下駄や竹千筋細工など郷土の工芸品を一堂に揃えた「静岡県の郷土工芸展」が三月十日から十五日にわたり、浜松市遠鉄百貨店で開催された。“花”をテーマにした作品や、花とともに暮らす生活シーンを提案する工芸品約六〇〇点が展示された。
 本県は豊かな風土を背景に数多くの職人の技が伝承され、伝統工芸として育まれてきた。国が指定する三つの「伝統的工芸品」と県の指定する十九の「郷土工芸品」があり、こうした技術を一般に紹介するとともにオーダーメードの受付なども行なった。
 匠の0滋味あふれる逸品の数々を前に、多くの来場者は目を奪われていた。



中小企業静岡(2004年4月号 No.605)