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 特 集 
 レポート 
 「くみあい百景」 
 編集室だより 






新たな事業展開の礎に

全大規模軽油販売施設が完成

富士地区貨物運送事業(協)


完成式当日は、あいにくの雨の中ではあったが、
組合員・来賓が見守る中で、大型トラック8台
による給油式などが執り行われた。

 富士・富士宮地区の貨物運送業者一九〇社を擁し、共同受注・共同配車事業などを中心に実績をあげている富士地区貨物運送事業(協)では、このほど田子の浦港北側に位置する富士市島田町に組合物流施設の一翼を担う軽油販売施設を完成。五一五〇坪の敷地に五〇キロリットル地下タンク六基・合計三〇〇キロリットル、計量機八台(大型トラックが同時に九台給油可能)が設置されている全国的にも例を見ない規模のもので、三月十八日には完成式が行われた。今後は倉庫なども建設し、総合物流施設として充実させていく計画だ。
 「厳しい経済環境のなかで、将来的に軽油販売事業は組合の中核事業の一つに位置づけられるのではないか。組合事業への理解も広がっており、施設の果たす役割は大きい」と今後の事業展開へ向けて、期待が寄せられている。


中小企業静岡(2004年4月号 No.605)