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首都圏で活発な商談を展開
遠州テキスタイルをアピール

静岡県繊維協会




▲風合いを確かめながらプロの目で布地を厳しくチェック。
 テキスタイル・コンテストも実施された。

 「とにかく手に触れてニューテイストを味わってみてください」。
 遠州地区の繊維業者らが来年の春夏シーズン向けテキスタイル(生地)を首都圏に向けて紹介する「2004ハママツ・コレクション」が五月十三・十四日の二日間にわたり開催された。会場は東京都港区の「テピア」。
 販売力の強化と新規ルート開拓のため、ファッション産業が集積する東京で百貨店、デザイナーらを対象に開いたもので、今回は「Touch for Future 〜未来につなげるこの技術」をテーマに県西部の企業十一社が千二百点を出品。産地の特徴である綿を主体とした天然繊維を中心に、化学繊維との複合素材などその商品開発力や品質をアピールしていった。
 なお、東京での開催は十五回目。協会側も「東京のアパレル各社が、浜松を見ておかなければ…、と感じられるような情報発信をし続けていきたい」と意欲的だ。


中小企業静岡(2003年 6月号 No.595)