酒店の商品開拓に向けて
試飲で組合取扱い品をPR


静岡酒販(協)

▲二五〇点に及ぶ酒類や扱い商品が並ぶ会場




▲試飲用グラスを傾けながら、夫人らも
今後の各店での商品戦略を練っていく。

 静岡市内の酒類小売店で組織する静岡酒販協組(組合員二一〇名)では、「組合フェア」として、組合取扱い商品のPR試飲会を十月二日に開催した。会場は静岡市「ル・ヴェールたちばな」。
 ワインについては、何度か開催していたが、焼酎、ブランデー〜つまみ、包装資材等までも含めたフェアは初の試み。会場に並べられた商品や「組合扱い商品一覧表」を見て、会場を訪れた組合員は、改めて共同購入事業の幅の広さを再認識していた。
 同時に競争激化のなかで、各店における新商品開拓を図る機会としての意義も大きく、望月昭男理事長は「個々の店でも新たなる商品開拓や経営戦略を要する時期。しかし、一人の力では限界があり、組合によるこうしたフェアがそのきっかけとなれば…」と、期待を寄せている。


中小企業静岡(2002年 11月号 No.588)