▲団地内は終日、家族連れや若者など
参加者の笑顔にあふれていた。


●地域と一体となった団地まつり
 
清水工業団地(協)


 十月五日(土)、清水市宍原の山間地に位置する清水工業団地(協)では、四回目となる団地まつりを開催。組合員十七社(従業員約三〇〇人)と地元一八〇世帯の周辺住民との交流の場として定着してきている。
 組合員従業員らの模擬店、地元住民の地域産品の販売などに加え、舞台ではカラオケ、豪華景品があたる福引き大会…。天候にも恵まれ、まつり気分に包まれた一日となった。




▲にぎわいを見せた創業祭

●バリアフリー化も完成 共同店舗創業二五周年を祝う
 河津駅前商業(協)


 十月五日、河津駅前商業協組(加盟店十一店)では共同店舗オープン二五周年を記念した創業祭を開催した。
 同組合は昭和五三年に駅前の共同店舗「河津駅前プラザ」としてオープン。大型店やコンビニの進出など商業環境が変化するなかで、新たなショッピングセンターとしてのイメージアップも込め企画した。既に、センター入口のスロープの設置など店舗内のバリアフリー化も実施しており、その記念も兼ねている。
 当日は、富士宮駅前通り(商振)のおかみさん会も「富士宮やきそば」を携えて応援。組合では「インターネットを利用した地場産品の販売や高齢者へのサービス向上など、さらにきめ細かなサービスを研究・提供していきたい」(渡辺事務長)とし、生き残りを賭けた模索に取り組んでいる。




▲新作を目の前に盛んに商談が交わされた。

●家具調、明るい色彩など新作仏壇がそろう
 静岡仏壇卸商工業(協)


 十月八日〜十日、静岡市ツインメッセには、洋風住宅にも適する家具調の仏壇や、イスを仏壇の下にしまえる省スペース型など、新しい機能と伝統技術を活かした仏壇がそろった。
 七周年を迎えるこの「仏壇・仏具メッセ」には静岡仏壇卸商工業(協)組合員のうちの十四社、協賛七社が約千五百点を出品。いずれも匠の仕事によるこだわりの製品ながらも従来の常識の枠にとらわれないものが出始めており、色彩も明るいものが目立った。
 静岡市を中心とした県内は、有数の仏壇生産地(取扱い額では徳島に次いで二位)とあって全国から業者が詰め掛けた。


中小企業静岡(2002年 11月号 No.588)