優しさがある、緑がある、夢がある
しずおか環境・福祉・技術展


しずおか環境・福祉・技術展実行委員会




▲太陽光発電と風力発電を組み合わせた
 ハイブリッド発電システムを電源にした
 電光掲示板。

 環境、福祉、技術の調和をテーマに、九月二七日から二九日の三日間、静岡ツインメッセで「第三回しずおか環境・福祉・技術展」が開かれた。
 これは、本格的な長寿社会の到来や深刻化する地球環境問題への対応、先端産業の育成など今日最も関心の高い分野を一堂に集めた大規模な展示会。今回は環境・福祉・技術の三分野で二四三の会社や団体が参加。組合からも県合板工業組合、(協業)ジャパンウッド、県地震防災安全対策事業(協)などが出展した。
 北館の環境エリアでは、天然ガスコージェネレーションゾーンなどが、南館の福祉・産業技術エリアでは最新介護機器などが注目を集め、サブタイトルにもなっている「優しさがある、緑がある、夢がある」空間を創出していた。同時に各分野の専門家によるセミナーや手づくり乾電池教室などの家族向けイベントも開催された。
 なお、同実行委員会は県及び(社)静岡県環境資源協会、(財)しずおか産業創造機構、静岡県中央会などを含めた県内商工団体らで構成されている。
 開催三日間の入場者は、三万六千人以上に達した。

▲会場には、大型の省エネ装置から介護用のベッド・浴槽やユニバーサルデザインを取り入れた
 家庭用品までの幅広い製品が展示され、入場者との熱心なやり取りがいたるところで見られた。


中小企業静岡(2002年 11月号 No.588)