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ビジネスレポート

創立90周年を迎える

清水地区建設事業協同組合・社団法人清水建設業協会

上條理事長(左)より、功績者に感謝状が贈られた。

清水地区建設事業協同組合(上條紀英理事長)・社団法人清水建設業協会(同会長)は、創立90周年を記念した式典を、11月11日、静岡市清水区の「マナーハウス・エリザベート」で開催した。

式典には、地元選出の国会議員や小嶋善吉静岡市長、国土交通省、県議、市議、各地区建設業協会、中央会ら来賓、組合員、青年部など100人余りが出席した。

同組合の上條理事長は、90年に及ぶ清水地域の建設業界の足跡を振り返った後、
「建設業界は厳しい構造不況の中、かつて経験したことのない大転換期を迎えている。こうした中、組合員の団結をより強固にし、地域に根ざした地場産業としての役割を果たしていきたい」とあいさつした。
式典では、上條理事長より業界の発展に尽くした役員や企業に対し、感謝状が手渡された。

同組合は、大正8年に発足した清水土木建築同業組合が前身で、昭和50年に清水地区建設事業協同組合として法人化。金融事業や共同購入事業に加え、平成15年には建設業許可を取得し、共同受注事業を展開。

90周年記念事業として、一人暮らしの高齢者の住まいを対象に無償でのスロープ、手すりの取り付けや建具の調整などを行う「地域あんしん住まい応援隊」を発足させるなど、積極的に地域貢献活動を展開している。