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印章の日にちなみ
ご不要のはんこ 供養いたします


静岡県印章業(協)

 十月一日の「印章の日」、静岡市の静岡浅間神社で、はんこ供養が行われた。
 ユーザーから預かった使用済みのハンコをまとめて供養するもので、今回は二千本を焼却し、改めてその役割に感謝の意を表した。
 主催は静岡県印章業(協)静岡支部。既に四〇年続いている恒例行事で、他地区においても会場を変え、実施している。
 なお、「印章の日」に制定されている十月一日は明治六年、太政官付により、それまで武士にしか認められなかったハンコの使用が一般庶民にも認められるようになった日を記念したもの。「通帳を作る、土地を買う、契約を結ぶ…など、人生の節目の時、何か新しいことを始める時、いわば顔の役割を果たしている印鑑の役割を見つめ直す機会とするとともに、ユーザーの方には、信頼できる印章専門店にご相談いただければ…」(県印章業協同組合・速水賢次理事長)とハンコの重要性と組合員のPRに努めている。


▲静岡市浅間神社の境内にある印章塚。
 昭和58年に建立したもので、当時と
 しては全国で3番目にあたる。

▲はんこ供養をする組合員


中小企業静岡(2003年11月号 No.600)