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▲「中小企業の力を結集し、
 大会を経済政策の後押しと
 していきたい」
 井上光一中央会会長

▲石川嘉延
静岡県知事

▲増田節男
関東経済産業局
産業振興部次長

▲水口俊太郎
静岡県議会議長

地域の視点に立った中小企業政策を

 十月二二日、静岡市「グランシップ」。石川嘉延静岡県知事ら来賓、県内各地から参集した組合・中小企業関係者を合わせ約六五〇名が出席し、第四九回となる中小企業団体静岡県大会が開催された。
 折々の時代にあって、時局に応じたテーマやスローガンを掲げてきた「静岡県大会」であるが、今回は新たな視点に立ちながらもむしろ原点に戻ったものと言えよう。
 主催者挨拶に立った井上光一県中央会会長は「厳しい状況下、今大会にあたっては、商工四団体がともに協議し、三つの視点と十二の提言としてとりまとめた。これを静岡県方式という名のもとに実現を図り、大きな経済政策の後押しとしていきたい」と主旨を訴えた。
 来賓を代表して石川嘉延県知事は「県全体を見渡すと、わずかではあるが先行きに明るさが見えてきてる。構造的な変革にも果敢にチャレンジし、ともに静岡県の力を高めていきたい」と激励。続いて関東経済産業局産業振興部 増田節男次長、水口俊太郎県議会議長より、それぞれ挨拶があった後、東洋大学経済学部松原聡教授による『立ち上がれ中小企業〜構造改革の中で、あらたな飛躍へ〜』をテーマにした基調講演に入った。


 大会プログラム

  ―開 会―
  ●主催者挨拶
  ●来賓祝辞
  ●基調講演
  「立ち上がれ中小企業
    〜構造改革の中で、あらたな飛躍へ〜」

   東洋大学経済学部 教授 松原 聡氏
  ●意見発表・提言
   1. 業界代表者「地域産業界の実態と課題」
   2. 商工団体代表者
   「静岡県型中小企業政策〜3つの視点と12の提言〜」
  ●国会議員発言
  ●大会宣言
  ―閉 会―



中小企業静岡(2003年11月号 No.600)