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静岡県の安全と活力向上を目指して
『しずおか防犯まちづくり』を一緒に進めましょう
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凶悪な犯罪や子どもたちが巻き込まれる事件が後を絶たない昨今、治安の悪化は大きな社会問題となっており、今までのように警察を中心とした活動だけでは、もはや犯罪を防止することは難しくなっています。そこで、静岡県では、県民総ぐるみで犯罪の起きにくいまちづくりを進めようと取組を始めました。
当欄では犯罪からの県民生活の安全の確保と、訪れる人や進出する企業にとっても安心できる静岡県の実現を目指した「防犯まちづくり」の取組を紹介します。
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「しずおか防犯まちづくり」の取組について
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●本県犯罪の現状と対策
県警察統計によると、平成十四年の県内の犯罪発生件数は、過去最高の六万三〇〇八件を記録し、このままいけば、平成二十二年には、八万三千件を超えると見込まれていますが、犯罪の八割以上は、空き巣、乗り物盗、車上ねらいなどの窃盗犯(泥棒)です。
戸締りや施錠など、皆さんのちょっとした注意で防げる犯罪を減らすことにより、警察はより凶悪な犯罪の取締りやパトロールに力を注ぐことができ、安心感が生まれます。
安全な静岡県をつくるためには、皆さん自身が犯罪に遭わないように行動することが、何より大切です。
●防犯まちづくり行動計画の策定
県では、有識者や県民の皆様の御意見をもとに、地域や職場の力で犯罪の起きにくいまちづくりを進めることをねらいとした「防犯まちづくり行動計画」を策定しました。
この行動計画では、県民の皆様の犯罪被害への不安感を引き下げることを目標として、「ひとづくり」「まちづくり」「ネットワークづくり」の三つを基本方向に、防犯意識の高揚や地域防犯を担う人材の育成、安全な都市環境の整備など十二項目の具体的な施策を推進することとしています。
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