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 袋井駅前商店街協同組合
 世紀の祭典を迎える街
〒437−0027
袋井市高尾町13番地の7
理事長 杉田伊三雄
組合員   97名
TEL:0538−43−4745
FAX:0538−43−4745





▲袋井駅前のモニュメント晴嵐(せいらん)


▲東海道の真ん中を表す碑

東海道のど真ん中の街

 もうすぐ世界が沸く、ワールドカップが開催される。世界の目が日本と韓国に向けられる。
 日本での開催地のひとつが、袋井市にある静岡スタジアムエコパ。赤松の林にかこまれた小笠山運動公園の中にある。来年には、国体のメイン会場にも予定されている。
 袋井市は、東海道五十三次のなかで、江戸からも京都からも二七番目。東海道のど真ん中にある歴史とロマンあふれる街。
 JR袋井駅を降りると、花と緑、最新流行の品々、きめ細かなサービスを売り物にする商店街が広がる。
 袋井の駅前は、昭和五四年から区画整理事業がスタート。平成八年に完成した。この区画整理事業を進める為、昭和四八年に駅前商店街の有志によって協同組合が設立された。

市民全員参加型イベント

 組合は設立後、様々な活動を展開、地域の発展に大きく貢献してきた。昨年は、駅前の大型店の撤退などで、沈滞ぎみな袋井市の中心市街地を活性化しようと市街地活性化ワークショップ活動を実施。これまでの商店街活動の幅をさらに広げるため、研究会では、専門家や地域の主婦、学生など様々な人々を交え、活性化のための幾つかの提言をまとめた。
 提言は、すぐに取り掛かれるものと中期、長期で取り組むべきものに分けられ、すぐ取り掛かるものとして、ワールドカップに関した二つのイベントの準備が進められている。
 「食文化で国際交流」と「まちなかワールドカップ博物館」。
 食文化は、ワールドカップに参加する国々の代表的な鍋料理を紹介し、それぞれの国の味覚を味わい国際親善を深めることが目的。博物館は、街中にサッカーに関する展示スペースを設け著名なサッカー漫画家の原画の展示や、ワールドカップに出場する日本や世界の選手紹介を考えている。
 その他、長野オリンピックでメダル作りを行った旧中仙道のど真ん中の村、楢川村で作られるワールドカップ公式ライセンス商品の販売も行う予定。


中小企業静岡(2002年 5月号 No.582)