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開業、そして新たな発展へ

仲間で始める創業の極意は?

静岡県中小企業団体中央会




▲年配者や女性の参加も多い。

▲1,000件を超える現場取材を経験している
 講師の野村滋氏から豊富な事例が語られた。




▲(協)茶夢ファクトリー・加納副理事長
 からは開発事例を発表(融合化組合・
 異業種グループ交流会)。


▲開発製品の一つ、茶小売店向け
 販促用装置「店頭用火入れ機」。

 「よし、創業しよう!」。開業率の減少が叫ばれている一方で、一部では起業化熱が高くなっている。
 退職した人、主婦のグループなどのチョットしたアイディアをビジネスに結び付けようとする例なども含め、自らが夢を現実のものにするために切開いていこうとする方が徐々に増えている。ところが、「ノウハウが…」「一人では心細い」といった悩みで踏ん切りがつかないケースも多いのが実状だ。
 こうした中、中央会では十一月二二日、「創業支援セミナー」を開催。会場の静岡市・県産業経済会館は八〇名以上の起業家の卵らで埋め尽くされた。
 講師は起業・独立・新規事業のためのビジネス情報誌「アントレ」の編集長として活躍する野村滋氏。パートナー経営のメリット・デメリット、役割分担など「仲間で始める創業の極意」が熱く語られた。また、中央会静岡本部岸本所長から企業組合制度の説明や活動事例が報告された。
 なお、十一月二四日には、静岡市・静岡ステーションホテルで、融合化組合・異業種グループの交流会を開催。開発事例発表などが行われ、創業〜商品開発、市場開拓など、各段階にわたる支援態勢を強化している。


中小企業静岡(2001年 1月号 No.566)