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快適空間の実現に向け

しずおか環境・福祉・技術展

しずおか環境・福祉・技術展実行委員会




▲介護福祉機器は身近な問題だけに、入場者の関心は特に高い。



 環境、健康福祉機器などを一堂に集めた「しずおか環境・福祉・技術展」が十一月二三日〜二五日にかけ静岡市ツインメッセで開かれた。
 会場には、参加した二四一企業・団体の特設ブースが並び環境と福祉・産業技術の両分野に分かれてリサイクルシステムや介護機器、工作機械など各種製品、最新機器が出展された。同時に企業による研究成果の発表ほか、各分野の専門家による三〇以上のセミナーが実施された。
 同展は昨年度まで個別に開催していた「環境フェア」「福祉機器展」「新製品メッセ」を一本化したもの。主催となっている実行委員会は県及び県内商工・福祉・環境団体らで構成される。
 「環境、福祉、技術の調和」を基本テーマに、企業や環境・福祉団体、行政などが連携して人と環境にやさしい生活を提案するのが狙い。「きれい、やさしい、べんり、いろいろ!」のガイドブックに掲載されたコピーがその目的をよく表している。
 また、会場設営や運営にユニバーサルデザインを積極的に導入するほか、再利用可能なシステムパネルを採用するなどの面でも従来より配慮されている。
 開催三日間の入場者は四万四千人以上に達した。



組合からの出展も多い。
左 環境共生事業(協)
  工場廃液の中和装置等として活用できる
  「スパイラルシリンダー」。
下 静岡県合板(工)
  組合が開発した環境適合・機能性合板をPR。


中小企業静岡(2001年 1月号 No.566)