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▲新たに県職員協会会長に
選任された石垣博通氏。
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「IT時代における中小企業、これからの組合」。
平成十二年度の組合事務局代表者会議は時代の要請に応じたテーマの中で、事務局責任者が備えておくべき知識、組合活動の新しい方向性を考えていくものとなった。
十一月十六日、会場の熱海市「新かど旅館」には、県内各地から組合事務局責任者約八〇名が参加。
講師には、経営ジャーナリストの疋田文明氏を迎え、「ITで変わる産業・変わる経営」をテーマにIT革命の本質について言及するとともに、オールドエコノミーがITと融合して様変わりしていくことや情報化に取り組む企業、経営者、従業員としての考え方を事例を中心に紹介。企業が継続して栄えるためには、既存の事業を見直しながら、常に新しい事業の柱作りにチャレンジする必要性を訴えた。また、中央会静岡本部 杉山次長からITを活用している組合の事例紹介が行われた。
「個人的には一時のブームとして騒がれ過ぎていると思い込んでいたが、組合にとってもいかに緊急の課題かを再認識した」(中部地区組合参加者)というように、取り組み姿勢を新たにした参加者も多かったようだ。
なお、同日に県職員協会の役員会が開催され、県職員協会会長を務めてこられた福島義弘氏(協同組合島田計器部品センター)が組合を退職されるのに伴い、同役の後任として、静清水産物買参商業協同組合(静岡市流通センター内)石垣博通常務理事が選任された。