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「発見したこと」
中央会業務管理課
吉川 久美子
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私の父の実家は川根という所にある。ご存知の方もいると思うが、はっきり言って田舎である。学生の頃はそれ程周りの自然などに興味もなく、ただ両親が帰るので一緒について行くという感じだった。
しかし、社会人になってから大きく変わった。自分から外へ出て周りの景色をみるようになったのだ。外でただボーっとしているだけなのだが、それが意外にもすごく気持ち良いのである。「都会を離れて田舎暮らしをする」人達の気持ちも今なら少し分かる気がする。そんな自分を見ると今までより少し大人になった感じがしてとても嬉しい。やはり、普段時間に追われている分、たまにそうしてのんびりと過ごす時間も必要だと思った。
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「かけひきも中国式」
静岡県日中貿易（協）
石田 博昭
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中国を訪れてまず初めに驚かされるのは、その交通事情の凄まじさだろう。
渋滞の中をすり抜け行きかう自転車、その自転車を掻き分けるように走る車。きわどいニアミスも無謀と思われる割り込みも何のその、彼らにとっては極当たり前のかけひきだ。優先順位はギリギリの所で、最後のアイコンタクトで決められる。
普段、信号とラインで区切られたルールに慣らされている日本人にとって、この絶妙の感覚は驚異に映る。
現地駐在員によれば、日本人は一般的にブレーキを使って手前で危険を回避するが、中国人は進行方向を微妙にずらしながら対象物をかわしていくのだという。
こうした感覚の違いは、商談の場面でも両者の交渉スタイルによく表れてる気がする。
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