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●歴史と新しい街並みと若い力と…

 「長政まつり」開催

                     静岡浅間通り(商振)



▲絵馬奉納行列。象の形の山車に乗って登場
した“山田長政”は組合員が演じている。






▲新しいアーケードの色は、浅間神社の桜と
 「夢門前」をイメージした淡いピンク色。
 門前をイメージしたアーチ、モニュメントの
 設置も予定されている。


 十月十日、静岡市の静岡浅間通り商店街(一七〇店舗)で、「日タイ友好・長政まつり」が開催された。
 今回で十四回目となる同まつりは、生家跡が商店街の中央にあり、タイで大活躍した山田長政の功績をたたえるもの。異国の地から故郷を想いながらも、かなえられなかった静岡浅間神社への絵馬奉納を行う「絵馬奉納・夢行列」では、象の形の山車に乗った長政が登場し、参道を埋めた見物客に菓子をふるまった。
 通りにはタイ料理のコーナーや模擬店、フリーマーケットなど一〇〇以上が並んだほか、タイ国舞踊や福引き大会が行われ、異国情緒が漂うなか、終日、家族連れなどでにぎわった。
 なお、商店街では、二〇〇一年三月の完成をめざし、新しいアーケードの建設や電線地中化工事を進行中。現在、三分の一の区域が完了し、街並みも徐々にその姿を変えつつある。
 また、昨年七月には、青年部が発足。まつりへの参画だけでなく、組合のホームページを開設するなど新たな企画を次々打ち出している。
 静岡浅間神社の門前町として長い歴史を持つ同商店街も、二一世紀に向けた街づくりを着実に進めている。


中小企業静岡(1999年 11月号 No.552)