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今月号の表紙は、昭和39年11月11日、静岡市駿府会館で開催された「第16回全国大会」の受付風景を扱った。
全国から駆けつけた約4,000名の中小企業代表者で埋め尽くされた会場では、増井慶太郎会長（故人・初代中央会会長）が「よく来てくれたノー…」と挨拶。大会はいやがうえにも盛り上がるとともに、新しい流れをつくった大会として評価された。
その後、昭和55年（1980年）11月6日には、静岡では2度目となる第32回全国大会が熱海市救世会館で開かれている。テーマは「80年代を拓く中小企業」。その全国大会も今年（10月14日・沖縄県）は51回を数え、「組織の力で経営革新 築こう21世紀」のテーマのもと、更なる挑戦を宣言している。
こうして、日本経済に確固たる地位を占めるに至った中小企業と組合も、静岡で初めて全国大会が開催された昭和39年当時は、まだ、揺籃期を脱したばかり（？）。中央会法制化10周年、組合法制定15周年にあたり、前年に中小企業基本法が公布、この年、初の中小企業白書が発表されている。
そして、中小企業国会といわれる今国会では中小企業施策の大きな見直しがいわれるが、時代を切り拓いていった中小企業と組合の底力は決して変わることはないだろう。 ［敏］
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中小企業静岡１１月号（通巻５５２号）
発行人 井上光一
発行所 静岡県中小企業団体中央会
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中小企業静岡（1999年 11月号 No.552）
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