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●先達の知恵と汗を継承して
創立五〇周年を祝う
静岡県醤油醸造工業(協)
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▲ 組合と組合員企業の発展に功績のあった役員や従業員には、
一人一人に賞状と記念品が渡された。
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県内の醤油醸造業者で組織する静岡県醤油醸造工業(協)の創立五〇周年を記念する式典が三月十日開催された。
会場の静岡市ホテルセンチュリー静岡には、組合員のほか、関係団体の役員、行政関係者など百人余が出席。節目の年に、その歩みを振り返り、今後の発展を誓った。
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▲ 小沢昭一氏の軽妙な
語り口に会場は沸いた。
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当日は、物故組合員への黙祷に続き、山中理事長が組合の足跡を振り返った後、組合と組合員企業の発展に功績のあった役員、従業員に対する功労表彰、永年勤続表彰(五〇年、三〇年、二〇年以上)が行われた。
組合設立当初はまだまだ、戦後の物不足が尾を引いていた時代。当初から原料の確保だけでなく、品質向上に大きな役割を果たしてきた。設立当初一七一名の組合員数は現在は五二名にまで減少しているものの、先達の知恵と技は継承され、さらに青年部などの活躍も加わり新たな研究と模索が続けられている。
なお、式典後は俳優の小沢昭一氏が「明日のこころ」を演題にお馴染みの軽妙な語り口で講演。小沢式健康法や戦時体験を披露し、命と夢の大切さを訴えた。
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