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「お料理バンザイ」



中央会業務管理課

大石 裕子


 久しぶりに、料理をしてみた。考えてみれば、高校の家庭科以来かもしれない。今日は、野菜を切ってフライパンで味付きの麺と混ぜて炒めただけなので、料理というには少し図々しい気もするが、それでもなかなか楽しかった。
 昔から得意なわけではないが、料理は好きな方だ。
それを知らない人達は、私には似合わないと思うのか、なかなか信じてくれない。ただ、後片付けが嫌いなので最近は料理などしなくなっていたが、今日をきっかけに「これから、毎週やろうかな」という気になった。
 隣で弟が言った。「やめて」。確かに、今日のはあまりおいしくなかった。でも私は悪くない。ただ混ぜただけなのだから。「また作って」といわれるくらい、料理の腕をあげたいものだと思う。


「休日」



遠州織物工業協同組合

松尾 耕作


 早朝5時、起床。レザーパンツに足を通しライダースを身につけ、今の季節オイルスキンコートを着込みヘルメットを被り、さあ、出発。
 バイクから眺める景色、風をきって翔ぶスリルとスピード感、不規則な振動、10時間も運転していると寒さと疲労で手足もしびれ動かない。心地よい疲労感に浸りながら後は無事我が家まで帰る事を考え(子供も大きくなったし、ここで死んでもいいかなと思いながら、いつも無事)ゆっくりと風に流されるように帰る。
 この一日が、翌日からの仕事や団体職員故のストレスも押え込み平穏な毎日を守っている。そして幸か不幸か自分の寿命を人並みに保つ事に役立っている。組合組織のためには、自分の寿命を休日がなくても人並み以上にしなくては、とふと思う今日この頃です。


中小企業静岡(1999年 4月号 No.545)