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●出会い、交流そして組織における人材創り

 
組合青年部静岡県大会で新たな模索

                       
静岡県青年中央会

 年一回開催され、県内の組合青年部間の相互啓発と連携強化に大きな成果をあげてきた組合青年部静岡県大会も十三回目を迎えた。
 今年度は「出会い、交流そして組織における人材創り」がテーマ。二月二〇日、会場のホテルサンルート清水には県内各地から組合青年部を中心に約一七〇名が参集した。
 基調講演の講師に迎えたのは、(財)日本サッカー協会特任理事・清水市企画調整課サッカーのまち推進室長の綾部美知枝氏。
 小学校教諭時代、子供たちに誘われたのをきっかけに、その後、清水市少年代表チーム「清水FC」の監督を務めたサッカー少年の母親的存在で、今をときめく日本代表選手たちを小学生時代から知る人物でもある。そんな選手たちの子供時代のエピソードや性格分析を含め、その出会いと交流、チームプレーの大切さを選手育成の経験の中から訴えた。
 続く意見発表では、清水地区建設事業(協)鈴木晴雄氏ら五名の組合青年部代表者がそれぞれ、「若き経営者が行政にも意見しながら、地域発展のために積極的に協力関係を築いていきたい」「組織のなかに潜む宝の山は県内だけでなく県外、全国に広がる可能性があり、今後が楽しみ」など青年中央会活動への期待と課題が語られた。



▲ 青年部活動を通じての異業種交流、
  ネットワークの構築、組織や各企業
  における人材育成の重要性について
  改めて模索・検討した。


▲ 基調講演では、綾部美知枝氏から清水市の
  サッカー育成の仕掛け作りについて、
  具体的な事例を交えたお話もいただいた。


中小企業静岡(1999年 4月号 No.545)