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静岡産のヒノキ材を利用
 小学校に本棚などをプレゼント

                   
(協業)ジャパンウッド

▲贈呈式で影山理事長からは、木との触れ合いを通した子供たちの成長への願いが述べられた。

 静岡市の木材加工及び卸売業者四名で、間伐材・小径木を加工した住宅関連製品の製造、販売等を行っている(協業)ジャパンウッドでは、九月十六日、廃材を再利用した木製家具を静岡市立安西小学校(児童数五百名)に寄贈した。
 贈られたのは、杉とヒノキの素材を活かした低学年用の本棚のほか、机や丸太のいす、受付用のカウンターなど図書館の備品。子供たちが安全に使えるようにと角の部分を丸くしたり、自由に持ち運びができるようにと軽くしたりと細かいところまで子供たちのことを考えて作られている。また、いろいろな形に組み合わせられるアイディア商品としての楽しさを併せ持つ。
 挨拶に立った影山理事長は、「天然素材を用いた机やいすに囲まれ、自然との触れ合いを感じながら、子供たちがのびのび勉強してくれれば…」と話した。
 一方、児童を代表して、六年生の望月秀美さんから、「素晴らしい贈り物をみんなで大切に使っていきたい」とお礼の言葉が述べられた。


中小企業静岡(1998年 11月号 No.540)