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大道芸W杯に合わせ
 キャラクターグッズを共同開発

                  
静岡県輸出雑貨(協)
                  
(商振)静岡呉服町名店街

   
▲かわいいピエロをあしらった木製グッズは、子供から大人までの人気を集めた。



▲開発にあたっては、消費者モニターを含め、商品のコンセプト、販売価格など真剣な検討が重ねられた。

 既に七回目を迎え、静岡市の秋のイベントとしてすっかり定着した「大道芸ワールドカップ・イン静岡」。今年も十月三一日〜十一月三日の期間中、五〇組以上の大道芸人が、華麗なパフォーマンスを披露したが、その陰で今回は新たに開発されたキャラクターグッズが大活躍した。
 開発された商品は、会場で使える折り畳みチェアや拍手代わりに使うピエロ鳴子、大道芸のキャラクターが印刷された木製のパズルやサイン色紙、フォトフレーム、モビールなど七点。
 W杯の記念になる土産品の開発を検討していた商店街の一店逸品委員会と、同じように静岡の木製品をアピールしたいと考えていた輸出雑貨組合が一緒になって五月から開発を進めていたものである。
 研究会にはW杯実行委員会のメンバーや消費者モニターなども参画。商店街の消費者ニーズを把握する力と輸出雑貨組合が戦後から宝石箱作りで培ってきた技術とデザイン力が活かされた新商品はいずれも好評で、開発にあたった両組合のメンバーは既に新たな企画と夢を脹らませていた。


中小企業静岡(1998年 11月号 No.540)