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注ぎ染めの技と若者のデザイン感覚が融合
 `98浜松ゆかたまつり


                   
(社)静岡県繊維協会
                           浜松ゆかた振興会


▲ミス浜松ゆかたの3人がまとっているゆかたは高校生のデザインによるもの。

「浜松ゆかたまつり」が七月四〜五日の二日間、浜松駅前のフォルテで開かれた。
 会場には浜松ゆかたが誇る注ぎ染めの技を駆使した色とりどりの新作ゆかた九八点が展示された。今年の色は軟らかな中間色が主流。しかし、多様化が進み、特に若い世代のニーズが掴み難くなっているという。
 このような背景もあり、高校生を対象としたゆかた柄デザインコンクールを実施しているが、第九回を迎える今回は参加三五校、計千五百七十七点の応募作の中から県立浜松西高校一年の風間さんの作品が県知事賞に選ばれた。受賞作品は“音楽の街”浜松らしい音符のモチーフに、流線と桜の花をあしらい、水色とピンク、白でまとめたさわやかなもので、開会式では‘98ミス浜松ゆかたの三人が身にまとって登場した。 その他の入賞作品のゆかた柄のデザイン画一〇〇点も展示され、入場者は新作ゆかたとともに若い世代の新鮮なデザイン感覚を堪能した。


▲若い世代の感覚は新しいゆかたの誕生を予感させる。



中小企業静岡(1998年 8月号 No.537)