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あけましておめでとうございます。 ▽新しい年が来た。 ▽4回目の年男。年男で得をした記憶はないが、ならわしでは節分に豆をまく役割があるそうな。子どもも手をはなれ、家族で豆まきをしなくなって久しいけれど、やってみようか。さて牛は好きな生き物である。大地を踏みしめ、ゆっくりと、さわがず、あきらめず、田をおこし、荷を運ぶ、そんな牛を見習おう、ともおもう。 (望月) ▽一年一年が加速度的に過ぎていく。 ▽平成九年最初の表紙を飾るのは、山内一豊が城郭を築いた東海の名城「掛川城」である。平成六年に、本格的な木造によって天守閣が復元され往事の勇姿が蘇った。山内一豊といえば、やりくりした金で馬を買い夫を助けた妻の美談を思い出す。進まぬ原稿に救世主が現れるのをただ願うのは、まだ屠蘇気分が抜けぬ証拠だろうか。 (秀) ▽今年の干支は牛。一度胃に送られた食物を再び口に戻す「反芻」を行うことで知られる。そしてこの「反芻」という言葉。「二度三度、繰り返し考えること」という意味でも使われる。 ▽「文章を書く」という仕事を始めてから、今年で二年が経とうとしている。未だに上手く書けないが“格好よく”ではなくて“わかりやすく”ということを意識できるようにはなった。
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