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ビジネスレポート

工業団地と高等学校の懇談会を開催

磐田さぎさか工業団地(協)、豊田富里工業団地(協)、福田工業団地(協)ほか

個別懇談では踏み込んだ質疑が交わされた(上)。

磐田市内の工業団地関係者と中遠地域の高等学校教諭らによる懇談会が昨年11月28日、磐田市豊田支所で開催された。

同懇談会は、工業団地(中小企業)の実態やその魅力を高校側に周知するとともに、高校生の就職の現状把握や魅力ある職場づくりに活かそうと磐田市と市内の工業団地で構成する磐田市工業団地連絡会(磐田さぎさか工業団地(協)、豊田富里工業団地(協)、福田工業団地(協)、竜南工業団地組合、新平山工業団地立地企業連絡協議会)が企画した。

懇談会には、企業の代表者や総務担当者、団地事務局、中遠地域7校(磐田北、磐田南、磐田農業、磐田西、袋井商業、周智、天竜林業)の進路担当教諭、磐田市商工課担当者ら27人が出席した。

懇談会は合同懇談と個別懇談の2部形式で実施。合同懇談会では、各団地より、団地や進出企業の概要、採用計画などが、高校側からは進路や就職活動の状況について、それぞれ説明があった後、「一般的な就職活動の段取りやスケジュール」、「就職内定後の生徒指導」、「女子生徒の求人枠、職種」、「日系外国人子女の雇用実績、採用予定」など活発な質疑・意見交換が行われた。

また、高校生が企業のホームページを閲覧することは稀で、パンフレットなど紙媒体の企業案内が有効であること、ジュニアインターンシップや現場実習の受け入れ先企業への就職は、各校とも年間数組だがまとまっており、効果は挙がっているなどの情報も交換された。

続く個別懇談会では、踏み込んだ質疑応答を熱心に交わす光景がみられた。

関連リンク

磐田さぎさか工業団地(協)