特 集 
 凖特集 
 視点 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 







▲アンケートに答えた
 500人の来場者に
 漬物セットがプレゼ
 ントされた。

花博会場で「漬物キャンペーン」

静岡県漬物(協連)

 同連合会は、六月二十一日、浜松市の浜名湖博覧会場内で静岡特産の漬物を来場者にプレゼントした。
 このイベントは、「漬物の日」を記念するキャンペーンの一環として行われたもので、漬物アンケートに答えた県内外の来場者に、わさび漬けやふりかけ、たくあん、ゆず大根などの詰め合わせを手渡した。
 会場となった「しずおかふるさと館」には、県内産のお茶や果物などが展示即売されているが、この日は埜漬の無料配布とあって組合ブースには長蛇の列ができた。
 名古屋市の萱津(かやづ)神社が八月二十一日に「香の物祭」を開く故事にちなみ、静岡県では六月二十一日を漬物の日と定め、毎年、東中西各地区の持ち回りで普及活動を行っている。
 同連合会の小松正史常務理事は、
「近年、若年層を中心に漬物の消費離れがみられる。アンケートで消費志向を把握し、商品づくりに役立てていきたい」と語った。



▼組合員店舗(陶器店)を
 活用したアートギャラリー。



アートギャラリーふるさと作家展を開催

富士宮神田商店街(振)

 同組合は、六月二六日から七月十一日までの十六日間、同商店街で「神田街角アートギャラリー 富士山麓ふるさとの作家展」を開催した。
 会場となった商店街の空き店舗や地元信用金庫展示場などには、地元を中心とした二十一人の作家による絵画や彫刻、手すき和紙、陶芸、木工芸、ガラス工芸などの力作が展示された。
 同商店街は、新しい魅力的な街・市民が集い交流する場・文化の香る街、をめざし街並みの景観整備事業が進められている。当イベントはその一環として行われたもので、今回で二回目の開催となった。
 同組合の渡邊和彦理事は、
「今回は、『神田食文化めぐり』と題して、三つの展示会場で鑑賞した方には商店街の飲食店で割引サービスを行いました。買い物がてら、気軽に楽しんでいただけたのでは」と語った。




▲来賓の挨拶をする井上会長。

三友会が総会さらなる研鑽を誓う

三友会

 青年中央会のOB組織である三友会が、六月二四日、静岡市の浮月楼で通常総会を開催した。当日は会員二九人が出席し、新年度の事業計画などを決定した。
 三友会は「正直な人」「誠実な人」「博学な人」の三種の友人にならってその名を命名名された。平成元年の発足以来、時流に即した硬軟交えた研修事業を実施。加えて、会員相互の情報交換や助言など自主的な研鑽活動が実を結び、これまで組合理事長など、業界指導者を数多く輩出している。また、役員改選では、望月浩氏〈静岡茶商工業(協)理事長〉が代表幹事に留任した。
 総会終了後は、井上会長を囲み「米寿のお祝い会」を開催。望月代表幹事は「これからも井上会長の教えを守り、何事にも前向きな姿勢を貫きたい」と決意を述べ、井上会長に記念品を贈呈した。
 その後、神谷雄介氏〈清水港木材産業(協)理事長〉の黄綬褒章受賞を記念し、セレモニーが行われた。



中小企業静岡(2004年8月号 No.609)