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 特 集 
 専門家の眼 
 「くみあい百景」 
 編集室だより 



花博の概要と見所を研修
静岡県中小企業団体職員協会

 県下組合事務局役職員にて構成される職員協会では年に一回、東・中・西各支部会員を対象に合同で研修を実施している。
 二月十八日〜十九日にかけて開催した合同研修会には、大杉芳範県職員協会会長(磐田さぎさか工業団地協組)をはじめ四〇名が参加。県職協としての十六年度の事業計画等の審議、三支部の活動状況の情報交換が行われたほか、四月八日に開幕を控えた「浜名湖花博」について研修。会場となるときめきタワーを視察したほか、(財)静岡国際園芸博覧会協会橋本茂広報部長より花博の概要と見所につき説明を受け、参加者一同熱心に耳を傾けていた。


▲花博の経済波及効果には、
強い関心が寄せられた。



今に息づく静岡漆器の伝統
静岡漆器工業(協)

 静岡漆器工業(協)により「静岡漆器展」がJR静岡駅構内の駿河楽市にて二月十九日〜三月二日まで開かれた。
 漆器が産業として静岡に根付いたのは、徳川時代。浅間神社造営を契機に、全国各地から集められた漆工たちが、造営後も静岡に残り、技を磨くかたわら土地の人達に漆芸技術を教え広めたことが始まり。当初は竹籠に漆を施した日用品だったが、幅広い需要に応えるために「変り塗り」が開発された。伝統的な塗をベースに新しい塗を創作し続けている。
 会場には、蒔絵の名刺入れやグラスに漆細工を施したものなど、約八〇点が展示された。



中小企業静岡(2004年3月号 No.604)