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 「くみあい百景」 
 編集室だより 






組合が「駿河湾産100%」を保証します!
サクラエビに認証シール


蒲原町桜海老商業(協)


▲新たに導入した認証シール

 蒲原町桜海老商業(協)では、同組合員の加工するサクラエビ製品は純粋駿河湾産であることを示す認証シールを作製、この一月から貼付している。
 これは員外の一部業者が台湾産などの安いサクラエビを輸入し、地元業者に脅威を与えているため。
 「味や香りが異なる」(加工業者)台湾産だが、消費者が見る限り、外観は駿河湾産とほとんど変わらない。台湾産やその「ブレンド品」が横行する一方で、放置すれば消費者の不信を招きかねないという危機感がある。
 シールを貼れるのは味が優れた駿河湾産だけを使い、同組合員が加工した商品に限定し、「駿河湾産100%」を保証。表示マークについては、商標登録を出願中である。
 同時に“蒲原”のサクラエビをよりPRすることも狙いの一つ。子供をもつ若い母親をターゲットにした料理教室やサクラエビに関するフォトコンテストなどの催しも計画している。
 佐藤康夫理事長は「消費者に安全と安心を証明すると同時に、駿河湾産ブランドを確立できれば」と、イメージアップにつなげたい意向だ。



中小企業静岡(2004年2月号 No.603)