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清涼感ある新作がズラリ 「浜松ゆかたまつり」
(社)静岡県繊維協会・浜松ゆかた振興会
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▲涼を呼ぶゆかたが並ぶ会場
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伝統に培われた注染技術とデザイン力で定評のある「浜松ゆかた」。繊維産地浜松の誇る「浜松ゆかた」の新作を展示する「二〇〇二浜松ゆかたまつり」(県繊維協会、浜松ゆかた振興会など主催)が八月三日〜四日、浜松駅前フォルテで開かれた。
例年七月の開催だったが、今年は市など主催の七夕ゆかたまつりの時期に合わせた開催となった。
地元業者よる新作ゆかた七〇点は、流行の寒色系が中心。会場は涼やかな雰囲気に包まれた。
出展された新作ゆかたの七割は表裏を同じ色・柄で染める伝統的な染色技法の「浜松注染そめ」によるもので、会場では職人による実演も行われ、訪れた観客が見入っていた。
浜松地域は昨年度で全国の十三・七%の生産量を占めるゆかた産地。同ゆかたまつりも五二回目を迎え、市民にゆかた文化を伝える大きな役割を果たし続けている。
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