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熟練の技に触れる
WAZAフェスタ2002


WAZAフェスタ2002実行委員会



 ものづくりの楽しさや技能の素晴らしさをアピールする「WAZAフェスタ2002」(同実行委員会・沼津市主催)が八月六日〜七日にかけ、沼津駅北口の「キラメッセぬまづ」で開催された。
 情報化や技術の高度化が進んだ現在でも「ものづくり」の技能・技術は産業を支える大きな力。その現場を支える技能士らが、日頃鍛えた技を発揮する技能競技大会には板金、機械組立て、建築大工など六種目の八八人が熟練の技を競ったほか、障害者、専門校生等の各部門を合わせて四一三人がエントリーし、真剣な眼差しで競技に取り組んだ。
 また、会場にはミニイス作り、ロボットサッカーなどの「WAZA体験コーナー」、夏休み親子工作教室などの「WAZAの交流広場」も設置され、親子連れを中心に多くの市民が詰め掛けた。
 当フェスタには県わた寝具(商工)、県塗装看板業(協)、県広告美術業(協)、県板金(工)、(企)イルカ、県畳適格組合連合会ら多くの組合のメンバーが参画し、中小企業の持つ技術を知らしめる重要な役割をになっている。
 なお、二〇〇七年には、世界の青年技能者が最高の技を競い合う「技能五輪国際大会」が沼津市で開催される予定。




▲左官、板金〜フラワー装飾まで2日間に
 わたり熱の入った競技が行われた。
 各競技の受賞者はメインステージで
 表彰された。

▲お馴染みとなった県わた寝具商工組合の技能士らがお
手伝いする小座ぶとんづくり。職人の技を若者に伝授。


中小企業静岡(2002年 9月号 No.586)