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 協同組合金谷サービス店会
 宿場町から生活空間へ
〒428−0021
榛原郡金谷町金谷河原2100番地の1
理事長 山口静男
組合員  77店
TEL:0547−45−3050





▲組合員の情報交換の場となる組合事務所

交通の難所に生まれた町

 金谷宿の発祥は、徳川家康が伝馬の制度を定めた慶長年間にまで遡る。宿場は、東に大井川、西に小箱根といわれる金谷坂や小夜の中山など、幾つかの難所を抱え、東海道の要衝として明治に至るまで大いに賑わった。
 一般的にいわれる金谷宿は、行政面からは、金谷宿と河原町に分かれていた。問屋、本陣、旅籠などが並ぶ金谷宿と、下宿といわれた川会所、札場がならぶ河原町が、それぞれの役割を分担、連携しながら業務を行っていた。金谷町は明治二二年の東海道本線の開通後、榛原郡でただ一つ、駅のある町として、近隣の産物の集積地となり、大きな役割を果たしてきた。



商店会でカード事業

 歴史的に見ても重要な働きをしてきた宿場町金谷。かつての金谷宿、川原町に、現在は様々な商店が軒を連ね、地元民に愛される商店会を形成している。
 商店会は昭和三二年にサービスシール・商品券の発行のために六〇店舗で発足。組織としての活動を開始した。
 しかし、平成五年の法改正により、任意団体の商品券の扱いが禁止されたため、法人化に踏み切り、従来のサービスシールをポイントカードに切り替えた。
 カードの名称は「KSちゃっきりカード」。加盟商店での買い物に対して、ポイントを提供。集めたポイントに応じ、加盟商店での買い物、商店会が企画する旅行やイベントに参加できる。


中小企業静岡(2001年 12月号 No.577)