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 藤枝工業団地協同組合
 二一世紀物作り集団
〒426-0002 藤枝市横内800−2
理事長 水野一保
組合員 22社
TEL 054-641-0881
団地面積 78,317平方メートル




▲団地案内図


▲国道に沿って
建つ大看板


環境変化で生産性アップ


 東名高速道路が全線開通した昭和四四年。県中部地域で二番目の工業団地建設のため組合が誕生した。団地の予定地は、藤枝市の北東に位置する東名高速道路焼津ICと国道一号線とを結ぶ幹線道路の隣接地。組合設立から、三十余年。組合は様々な事業を展開、企業と地域の発展に大きく貢献している。
 当地域は、従来からの交通アクセスの良さに加え、最近では第二東名や、藤枝市を南北につなぐ中央幹線道路への接続も計画されている。
 昭和四〇年代の初め、公害関係の法律が公布されるなかで、藤枝市でも都市計画の用途指定が行われた。
 当時組合員企業のほとんどが、市内の住宅密集地域に散在し、企業の拡大に合わせた生産施設の拡張もままならなかった。一般住宅に隣接する地での操業は、騒音や汚水等、近隣の苦情を気にしての作業となり、作業効率は著しく低下した。団地への移転は、昭和四七年から始まり、四九年に全組合員の移転が終了した。組合では、企業・技術・人を連携させた総合生産体制を整え様々な分野に技術・製品を提供している。

人材の確保・育成がポイント

 経済が大きく進展した昭和と、長引く不況が続く平成の時代。組合は組合員が求める金融事業、共同購入、給油事業などを行い組合員企業の安定に努めてきた。
 最近では、金融・共同購入、公害防止事業といった団地組合の基本的な事業のほか、人・情報をキーワードに新たな事業を展開している。
 ここ数年、精力的に取組でいる人材確保・育成事業。人材確保・職場環境改善のための講習会の開催。福利厚生改善マニュアル・組合イメージアップポスター・雇用ガイドブックなどの作成。さらに、就職懇談会の開催と様々な人に関した事業を展開、人材確保と働きやすい職場づくりに努め、大きな成果を上げてきた。


中小企業静岡(2001年 2月号 No.567)