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▽「失敗したあ〜」。特集を書きながら思った。「組合決算期の実務徹底チェック！」と大見得を切ったテーマをつけ、意気込んでみた。すると、資料も合わせ20ページ分以上にもなってしまった。特集の割り振りは７ページ。会計部分を中心にしてみたが、具体的な経理処理、税制などの多くは割愛…。あれも割愛…と続けるうちに残ったのはテーマに反し、むしろ基本的な考え方の部分が多くなってしまった。
「看板に偽りあり」の声が聞こえてきそうだが、とりあえずテーマはそのまま。来月号は、シリーズ（？）第２弾として、総会終了後の事務手続きを中心に扱ってみたい。
組合役職員の方々の交替も多い。
組合事務処理の基本部分は切口を変えながら定期的に扱っていくべきだろう。
「今さら、こんな常識を…」。組合からのそんなお叱りの声が、扱う都度に増えていることを内心期待している。
▽冬といえば温泉。表紙の修善寺町にある独鈷(とっこ)の湯は、大同2年（807年）弘法大師が独鈷（仏具）で川を突いて発見したとされる、伊豆で最古の温泉。
温泉街を流れる桂川の河畔に、風呂と囲いだけがある。
もっとも今では観光的要素が強く、昼間は観光客の見物が絶えない。
健康と癒し。デジタル化、スピード化が進むほど、温泉へのあこがれと需要は強くなっているようにも思える。特に日本人にとっては、私を含め…。 ［敏］
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中小企業静岡２月号（通巻５６７号）
発行人 井上光一
発行所 静岡県中小企業団体中央会
〒４２０−０８５３ 静岡市追手町４４−１
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