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特集 SPECIAL EDITION



組合決算期の実務
徹底チェック!

決算期が近づいてきた。総会の準備、税務申告…。
 1年の総括と新年度のスタートを控え、組合役職員の奮戦が続く。
でも、チョット気になることが。
決算関係書類が未提出のままになっていたり、
定款にそった会計処理ができていないなど、
基本的な事項がおろそかになっている組合も見受けられる。
 中には、こうした処理を見落としていたばかりに、
国、県等の支援策を受けられないといった事例も出ている。
 今回は、決算期を中心にして組合の基本的事務を
もう1度見直すことにしよう。





まずは基本事項をチェック!



 中央会会員約一、三〇〇組合のうち、約八割が三月末に決算期を迎える。
 取り組むべき課題や処理も多いが、今回は初歩的な“質問”から…。まずは次の項目をチェックしてみよう。

Q1
 財産目録は作成されていますか?

Q2
 剰余金処分は定款に違反していませんか?
―法定利益準備金、特別積立金、教育情報費用繰越金(法定繰越金)の処理を忘れていませんか―

Q3
 毎年、通常総会終了後二週間以内に、決算関係書類を総会議事録を添えて所管行政庁へ提出していますか?

Q4
 代表理事がかわられたとき、変更登記を行っていますか?
 役員改選で同じ方が引き続いて代表理事に就任された場合はどうですか?

Q5
 定款変更にあたって―
(1)総会で決議の後、行政庁への変更認可申請を行い、認可を得ていますか?
(2)定款変更認可書到達後、登記事項(事業、名称、事務所の所在地等)については、変更登記をしていますか?


中小企業静岡(2001年 2月号 No.567)