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 今年度十二回にわたり、県内の建物を取り上げ、機関誌の表紙を飾ってきた。
 三月号の表紙は、「静岡浅間神社」。
 この神社は、神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の三社を総称して、静岡浅間神社といい、古くから駿河国総社として広く信仰を集めている。
 江戸時代には、竹千代(家康の幼名)が元服式を行ったことから、徳川氏のあつい崇敬を受けて大造営が行われた。
 現在の社殿郡は、文化元年(一八〇四年)から、六〇年の歳月と十万両という巨費を投じて建築されたものである。
 この一年間、表紙のテーマにしてきた「建物シリーズ」は、これで最終回となる。
 さて、九年度からの新シリーズはど
うしたものか―――。
 悩みに悩んだあげく、何気なく澄み渡った冬の空を眺めた。
 「富士山が綺麗だ…」
そう呟いた時、来年度のテーマ「富士山の見える風景」が頭に浮かんだ。
 四月号からは、県内各所から見える秀峰富士の姿が表紙を飾る。
 乞う御期待!
(秀)

 


中小企業静岡(1997年 3月号 No.520)