特 集 
 凖特集 
 視点・指導員の現場から 
 「くみあい百景」 
 編集室だより 






 ユニクロの柳井正会長は、著書「一勝九敗」のなかで、事業の栄枯盛衰に関する興味深いコメントを記している。「会社とはもともと期限のあるものと考えるべきで、新しい事業の芽を出し続けない限り、賞味期限が切れたらそこでお終いなのだ」と。
 また、「会社は安定成長を続けると、形式的に動くようになり、管理組織も肥大化し意思決定のスピードが鈍くなる。会社=商売というものは、安定や形式とは正反対に位置すべきものではないだろうか」と続けている。
 事業の本質を賞味期限に例える点や商売と安定成長は対極に位置するもの、という氏の主張は、一種の緊張感をもって人の心を揺さぶるはずだ。会社であれ組合であれ、自社の賞味期限等を考えたとき、安穏としてはいられない焦りを感じるのは、私だけではないだろう。
 本誌5月号の富士の叫び、そして5月に開かれた中央会総会では、いずれも「スピード」と「事業再構築」の必要性を強調し、本会が16年度事業を推進する上での重要な基本姿勢にあげている。本誌の編集に際しても、組合や業界の明るい未来図を描くための側面支援ができるよう頑張ります。〔矢〕




中小企業静岡6月号(通巻607号)

●発行人  井上光一
●発行所  静岡県中小企業団体中央会 
 〒420−0853
 静岡市追手町44−1
 TEL/054−254−1511
 FAX/054−255−0673
 東部事務所
 〒410−0881
 沼津市八幡町7番1号
 TEL/055−963−4511
 FAX/055−963−8307
 西部事務所
 〒430−0915
 浜松市東田町211
 TEL/ 53−453−21950 
 FAX/03−453−21985
●中央会ホームページ
 http://www.siz-sba.or.jp/
●iモードアドレス
 http://www.siz-sba.or.jp/i/
●E−mailアドレス 
 joho@siz-sba.or.jp

皆様のご意見をお待ちしております。(TEL,FAX等でもお受け致します。)




中小企業静岡(2004年6月号 No.607)