富士の叫び 
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 「くみあい百景」 
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くみあい百景




▲組合の活動内容とクロ
 ダイを語る吉原理事長

新規を含む多彩な事業活動気

 二十年に亘り六十万匹超の放流を行ってきた努力が功を奏しここ三〜四年、大物が釣れている。冬季には「年無し」と言われ、なかなか釣れなかった五十センチを超える大物も数多く、釣り客の評判も上々である。
 釣りの大会も活発。毎年冬季に行われる「クロダイ釣り競技大会」はベテランの釣り師で賑わい、釣り上げた総重量で競う大会で回数も十七回を数える。
 大物が釣れることもあり、今年からはゴールデンウィークに新たに「大物釣りフェスティバル」を開催。一枚の重量を競う大会で期間も一週間と長く、子供を含む誰でも参加できる広く愛される大会を目指している。
 釣り場環境の整備としては、月一回の海上清掃のほか「駿河湾海を守る会」に協賛し、週一回海水を採取し東海大学が分析するプランクトン調査、月一回の清水港内安全パトロール等を精力的に実施している。

クロダイ釣りは永遠の財産

 今後の課題について理事長は「着場ですね。行く行くは係船の区域が限られるでしょう。それから、いかに釣り客を増やしていくかでしょう」と話す。
 後継者の一人である納本理事は「ゴールデンウィークの幅広いお客を基本に釣り客を増やしていきたい。特に子供のうちから釣りに興味をもってもらうことが必要です。放流もそうですが釣り教室も考えていきますよ」また後継者で事務局の吉原氏は「今後は若い我々の世代がいかにお客をつかみ、育てていくかです。釣る魚が減少し続ける中で苦労して放流を行ない、基盤を築き上げた親父さん達には本当に敬意を表したい」と語る。
 十一月には港内にメガフロートが設置され、海釣り公園として市民に開放される。組合はその良き模範となるよう「清水港のクロダイ釣り」を永遠の財産として今後も活動を続ける。



EXCITEMENT&ADVENTURE
TM PLAZA in SHIZUOKA
大会テーマ/好奇心・冒険心がビジネスチャンスにつながる!


平成15年度関東甲信越静ブロック技術・市場交流プラザ静岡大会


2003.11/18
Tuesday 12:30〜
静岡市 ホテルセンチュリー静岡
開催場所
基調講演、パネルディスカッション形式での事例紹介
情報交換会・・・異業種交流の成果品展示、売りたい技術・買いたい技術
の情報交換、名刺交換等参加者相互の交流の場を提供 
内  容
中小企業総合事業団、関東甲信越静ブロック技術・
市場交流プラザ静岡大会実行委員会
主  催
無料 *ただし、懇親会(17:30〜)参加者は3,000円
参 加 費
静岡県商工労働部技術振興室 技術振興スタッフ TEL 054-221-2512
静岡県中小企業団体中央会 経営支援課     TEL 054-254-1511
問合せ等



中小企業静岡(2003年10月号 No.599)