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*国民生活金融公庫
 「2000年度新規開業実態調査」より
 調査対象:国民生活金融公庫の全国の支店が99年4月〜同年9月に
 かけて融資した企業のうち、融資時点で開業後1年以内の企業・
 10,086社、回答2,148社(回収率21.3%)


▲「開業者の皆さん、いつでも気軽にご相談下さい」と語る増山支店長

雇用創出にも貢献

―また、創業数の増加で地域に良い影響も生まれているということですが。

増山 そうですね。新規開業者を支援するのは、従業員の雇用を創出することにもつながるんです。
 従業員を四人と仮定し、七百件が開業する場合、二千八百人の雇用創出を生むのです。こうした動きは地方の活性化を生み出し、地場産業の発展にも関係していることだと思います。

―話は少し変わりますが静岡の印象はどうでしょうか?

増山 以前、沼津支店にいたときから思っていたのですが、歴史や伝統の重みを感じます。また、お茶、桜海老、生シラスとおいしくいただいています。

―支店長のご趣味は

増山 一番好きなのは水泳ですね。日本の海はオホーツクから九州までほとんど泳ぎました。一番激しかったのはオホーツクですね。なにしろ遊泳禁止(?!)のところを泳いだんですから。とにかく目の前に海があれば、つい泳ぎたくなるんですよ。

―最後に公庫としてのPRをお願いします

増山 長年、中小企業の皆様に安定した事業資金を提供させていただいております。また、これからも安定した事業資金の提供のほかにも、IT資金や経営安定資金など特別貸付制度で様々な資金ニーズに対応していきたく思います。国の中小企業白書では元気のある中小企業を支援し環境整備すると発表しています。その中で、これからは地域に密着した小売業や外食、サービス業など“まちの起業家”の時代と説明しています。こういう時代だからこそ、私どもは公庫の役割や機能をフルに発揮し、中小企業の皆様のお役に立てるよう努めていきたいと思います。ぜひ皆さんも、お気軽にご相談いただきたいと思います。


中小企業静岡(2002年 8月号 No.585)