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街に趣を加え…
アーケード改修工事が終了
(商振)七間町名店街
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▲司会者の掛声とともに新しくなったアーケードに照明が灯されると、式典はピークに達した。
柔らかな光に包まれた街は、陰影を増し、情緒ある雰囲気を醸し出した。
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三月三〇日(土)、夕方五時三〇分。
静岡市の中央に位置する七間町名店街のアーケードに、新しく設置された間接照明が灯され柔らかな光を放つと、大きな拍手が沸き起こった。
昭和六一年度に建設した同商店街のアーケードも十五年が経過するなかで損傷が目立つようになってきたため改修したもので、この日、アーケード完成記念点灯式が行われた。
アーケードは約二四〇メートルに及び整備され、沿道のケヤキと融合する“自然の中の町”の風情を演出している。天井、柱、放送設備などの改修のほか最も変わったのは、照明関係。今までアーケード下に付いていたダウンライトをやめて、二本の蛍光灯をアーケード下に吊るしアッパーライトをあてることにより、間接照明で街を包み込み柔らかな雰囲気を醸し出している。
なお、計画の推進にあたっては、商業基盤施設等整備事業費補助金等を活用している。
点灯の一時間前からはブラジル音楽の演奏やワインのミニボトルのプレゼント(五〇〇名)も行われ、式典のムードを盛り上げた。
「改修工事は、個店の魅力を引き出すことが狙いの一つ。アーケードとのマッチングに配慮した個店のディスプレイ手法の研究などにも力を入れ、新たな商店街イメージを創出していく」(組合)予定だ。
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