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 静岡県保険代理業協同組合
 インターネットを利用した
 情報ネットワークシステムを構築。新規開拓、
 顧客サービス向上の武器に。

〒410−0822
沼津市下香貫宮脇200−3
TEL:0559−35−0438
E−Mail:shizuhokyo@mail.wbs.ne.jp



▲組合ホームページ


規制緩和が逆風


 この処中央会への情報化に関する相談が多い。
情報化というと曖昧だが、パソコン操作の技術相談であったり、ホームページを開設したいがどんな手続きで、具体的制作はどうしたらよいかといったものである。
 また、組合でグループウェアをやりたいがどうしたらよいかという相談も多い。グループウェアというのはご承知のように組合にはうってつけの情報環境でもある。組合員は各所に点在しているのが通常で、組合事務局からの通知、連絡、情報交換の必要がある場合、電話、ファックス、あるいは出かけて行くことが通常であるが、インターネットを利用すれば、居ながらにして情報交換、収集、伝言が可能になる。
 現在、静岡県の組合で組合員とのグループウェアが実行されている組合は数少ない。その数少ない組合の一つが、静岡県保険代理業(協)である。
 「規制緩和の影響は、保険代理店に与える影響は大きいんです。生保、損保の垣根はなくなる。他業種からの参入も予想される。代理店選別の時代といっていいほど厳しい環境です」と言うのは菊地勝男専務理事。
 もちろん現在の経済環境の厳しさはすべての業種に共通するものではあるが、とりわけ保険・金融業界は時代の流れが規制緩和の方向であるだけにもろに逆風をあびる。
 「商品も多様化してくるし、選別は消費者側からも要求されることになるだろう」(同)。さらに「(業法で多少問題が現在あるとしても)今後、インターネット通販、銀行窓口での保険取扱が始まれば、代理店にとっては競争関係が激化することになる」(同)と続ける。


中小企業静岡(2000年 4月号 No.557)