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東部地域の発展とともに
中央会沼津事務所開設三〇周年記念事業




 中央会沼津事務所が昭和四四年に開設して以来、三〇周年を迎えた。
 これを記念して、二月十六日、沼津市「沼津東急ホテル」で、
沼津事務所開設三〇周年記念事業を開催。
「地域・業種を超えて 連携の風を」をテーマに掲げ、
これまでの経緯を辿るだけでなく、更なる異業種交流への挑戦と
会員の一層の連携強化を誓い合ったものとなった。




▲井上中央会会長から沼津事務所と
 東部地区の組合発展にご尽力いただいた
 方々に対し、感謝状が贈呈された。

 当日は、東部地区会員組合の半数を占める約一五〇の組合から二四〇名、行政・金融機関などから来賓六〇名が臨席し、沼津事務所開設三〇周年を祝った。
 記念事業は、基調講演・記念式典・交流会の三部で構成された。
 第一部では、新商品・新事業の開発プランナーとして活躍するシステムインテグレーション(株)多喜義彦社長が「知恵と創造で未来を開く」と題して講演。積極的な異業種との交流により一業界の常識を捨てることの重要性を説くとともに、さらに異業種が知的財産を共有しあい、異分野への挑戦も視野に入れながらサービスの充実・高品質化を進めていけば、将来は開かれていく――と中小企業組織の一層の奮起を促した。

職員二名でスタート

 式典で、主催者として挨拶に立った井上光一県中央会会長は、「職員二名でスタートした頃が、今でもありありと思い起こされ、感慨もひとしおである」と開設当時を振り返るとともに、「今まで東部地域及び中央会沼津事務所を支えてきた皆様に感謝申し上げたい。今後とも一層のご支援、ご協力をお願いしたい」と述べた。
 続いて、スライドを使って事務所の開設当時の様子や沼津で開会した県大会の模様など三〇年の歴史を振り返った。
 また、事務所の歴史を築いてきた先人に感謝の意を表するとともに、特に沼津事務所の発展にご貢献いただいた次の方々に井上会長から感謝状が贈呈された。(以下敬称略)

●東部地区において、中小企業及び組合の地位向上と発展に大きく寄与された歴代中央会役員の方々

▼元副会長
 諏訪部伊作 三島工業団地(協)

▼元理事
 稲葉 安久 伊東温泉旅館ホテル(協)
 稲葉 悦一 伊東温泉旅館ホテル(協)
 入江 敏夫 伊東温泉旅館ホテル(協)
 大熊 清一 沼津魚仲買商(協)
 里和  治 静岡県家庭紙(工)
 鈴木 計夫 伊東温泉旅館ホテル(協)
 田村 睦彰 静岡県家庭紙(工)
 早崎 良一 沼津鉄工機械工業(協)
 増田 健一 富士宮駅前通り(商振)
 増田 泰一 沼津魚仲買商(協)
 山内益次郎 沼津魚仲買商(協)
 山田勇一郎 伊東温泉旅館ホテル(協)


中小企業静岡(2000年 4月号 No.557)