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創業の夢を組織化で達成
ご存知ですか?企業組合
静岡県中小企業団体中央会
「創業をしたいが会社を興すには、一人では資金が足りなくて」「技術は持っているが、経営、販売の知識には自信がなくて」「仲間とともにチャレンジしたいが」…。
こんな方々の創業の夢を現実のものにする“企業組合”の設立が活発になっている。
もちろん、株式会社や有限会社と比べ少ない資金(一〇〇万円)で創業できるのも魅力の一つ。
本会では三月十日、静岡市グランシップで「創業者支援セミナー」を開催。企業組合を設立・運営している県内外の企業組合の代表者三人を招き、設立の経緯や運営状況など経験談を発表していただいた。
会場は二〇〇人近くが集まり満席の状態。
「組合員が平等で、専門家集団としての組織形態にぴったりだった」とする一方、「同志的なつながりがないと意見が分裂してうまくいかない」「金銭面だけでなく、充実感も大きな報酬」など、企業組合のメリットと運営上の留意点などが率直に語られた。
●(企)ニートリィ
渡邊妙子理事長
●(企)浜名湖えるだークラブ
高田勇理事長
●(企)オフィス・ツーワン
二宮香代子理事長
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▲中川根町の主婦たちが
地元特産品を生かし、
化粧品を開発・販売。
お馴染みとなった
ヘチマを利用した
自然化粧水。
▼湖西市の地元専門職OBが
中小企業を対象とした
コンサルタント業務を実施。
企業の研修の請負も多い。
▲保母、看護婦の経験を生かし託児所を
開設。(福岡県)マンションの一室を
利用した託児所で世話をする組合員。
*以上の3組合の詳細については、前月号
「特集:クローズアップ!企業組合」参照
中小企業静岡(2000年 4月号 No.557)
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